"昭和68年心をこの場所へ残す"

braqkotoneボーカルろきです。カオスな日常と育児と哲学と時々バンド

再掲:2012長男・2014長女の誕生のとき

 

 

1子長男誕生 2012.07.07

 

7月7日、4:01にやっと産まれました!

陣痛が始まってから58時間の壮絶な母子の奮闘を簡単に書くとします。

7/4 17:30頃 この時既に病院で入院してたんだけど、
これ以上待っててもあまり良いことは無いので強制的に産まれてきやすくする処置を施された。

処置というのはお股に超絶ハードな器具を挿入され子宮口をこじ開ける的な…。

その処置後病室に帰ってきた妻はすでに激しい痛みにより涙目で、出産に対する不安が更に大きくなった。

その30分後くらいにすぐに陣痛が始まった。
5分~10分間隔で1分くらい激しい痛みが来て、おさまっての繰り返し。


※一般的な出産の流れは、10分間隔で規則的に陣痛が来るようになってから、
個人差はかなりあるが平均で13時間くらいすると、子宮口が5センチくらいに開くんだって。そこから急激に9センチくらいまで開いてくる。ここからがかなりしんどいらしいが、全開10センチまで開いたらいよいよ分娩台で出産!
赤ちゃんの頭が抜けるのが1番ピーク。
らしい。あくまでだいたいな流れね。
陣痛から6時間くらいで生む人も多い。



で、妻もいよいよ5分間隔で痛みはじめ、我慢できない感じに。
だけどこの痛みは赤ちゃんが下に来てる証拠。待って、待って、待ちくたびれてたから。
やっとの激痛に顔を歪ませながら喜んだ。

でもさすがにガチ痛くなり20時くらいから陣痛室へ移動。陣痛室と分娩室はカーテン越しに繋がっていて、いつでも出産できる体制にある。

妻は声にならない唸り声をあげる。

「うぅ…」

自分「俺は何を!何をすれば……!」
妻「痛い…痛いぃ…。」
焦った自分は、ウロウロと妻の回りをうろたえた。しかしついに「何もできない」
と悟り
とりあえず仁王立ちをすることに。
仁王立ちの自分「おぬしどれほど痛い。」

妻「生理痛の…5倍くらい」

仁王立ち「わからん。バットでスネを強打されるのと、どっちが痛いのだ。説明せよ」

妻「黙ってロワイヤル」

夫は終わった。



だが僕は、陣痛の時は腰をさするといいと本で読んだのを思いだし、さすってみた。
するといくらかは和らぐらしい。


私も始めはさすり方にもむらがあり、頼りない感じではあったが、しばらくするとまるで超絶車好きなお兄ちゃんがBMWにワックスがけをするようなフォルムにて腰を磨きあげた。

ろきは「さする」を覚えた!
妻「うぅ…きたあきたあああ」

自分「頑張れ絶対に諦めなければ必ず頑張って頑張れ絶対頑張れ!前向きにポジティブに頑張って頑張れは必ず頑張れるから頑張れ!車だって頑張ってんだろうがぁ!B.M.W!!B.M.W!」

妻「黙りなさい!!!」

夫は終わった。


23:00頃
痛みはあるものの先程より少し陣痛間が空いてきた(お産が遠退いた)ため、病室へ戻り様子を見ることに。

妻はウトウトしては激痛に耐え、を繰り返し朝を迎え、BMW夫は強制送還。



7/5 この日もずっと陣痛が途絶えることはなかったが、なかなか子宮口が開かず、ただただ痛みに耐える一日だった。

僕も仕事が終わったらすぐに向かったけど、相変わらず痛そう。
妻母と入れ替わって病室へ入った。

痛いけど、じっとしてると赤ちゃんが降りてこないので歩かないと行けない。

痛みに耐えながら食堂へ向かう。

食堂の窓から 自分たちの小さな町を眺めた。

新しくできた大きな道路に車はほとんど通っていない。

夜がくる。そんな空と時間と窓の間にある者がいた。

ヤバい蜘蛛である。
食堂の窓の外にヤバい蜘蛛がいるのである。なんか巣の真ん中くらいに白い米ツブみたいなのが浮いてて、その米ツブをペロペロしたあと、30センチくらい離れてからクルっとまた米ツブのほうを見て

「ぼくの米ちゅぶ~!(`∩ω∩´)だいしゅき」

みたいな感じで米ツブに突撃。また米ツブペロペロ。それを何回も何回も繰り返しててマジキチすぎた。「ぼくの米ちゅぶ~!(`∩ω∩´)だいしゅき」
妻は笑いと陣痛の狭間で若干あへ顔だった。
だがこの日も陣痛がお産に近づくことはなく。

僕も帰宅。妻はまた痛みで眠れない夜。自分も不安で眠れない夜をそれぞれ過ごした。

7/6 早朝から進展があった。陣痛が更に強くなりはじめたのだ。お産が近づいたサインだ。


12:00 ついに子宮口が5センチを超え、分娩室へ入ったと聞き、すぐに職場から飛んで行った。


分娩室では妻の母とすでに死にそうな妻が。陣痛は昨日までのと比べものにならないくらい痛くて、むしろ昨日までの痛みなんか米ちゅぶ!レベルらしい。


僕は来るやいなやご自慢のワックスがけを妻にドヤ顔で披露した。

妻「さすらないで!!押すだけでいいから!」

妻母「息吐いたあとに押してあげて!夫君しっかりして!」

夫のBMW人生は完全に終了し米ツブ人生が始まった。

だけど息に合わせて腰全体を指圧すると、呼吸も整えることができていいっぽい。でもだからと言って陣痛が完全に痛くなくなるわけではない。




更に強まった陣痛に耐え夜22時頃。妻の体力も限界になり、子宮口が8センチまで開いたものの、
そこから全く開いてこないし、赤ちゃんも全く下がってこないらしい。
ましてや身長が小さいママだと、赤ちゃんが狭くて降りてこれない場合が多いらしい。
妻は148。対ベビオ3000㌘超え。切迫流産にもなったし何回もトラブルがあった

子宮に重い病気を患ったこともあり、ただでさえ子供ができるかわからなかった。
ここまでこれたのも奇跡だし、なんだか色々な感情が絶望させた。

気を失いながら、泣きながらの陣痛は続いた。


分娩室に入って診察→全然子宮口が狭いじゃねえかやり直し→陣痛に耐えて1時間→分娩室に入って診察→お前ら さだまさしからやり直せ

の繰り返し。休憩なし。赤ちゃんもママと同じくらいつらいだろう。

診察中はカーテン越しで妻と助産婦の声を聞くのだが、
妻が必死でイキんでいる。
聞いたこともない唸り声。声にもならない踏ん張った声。
それでも全然ダメだという助産婦。
イキんだ後の、泣きじゃくるような落胆が混ざった深呼吸に
切なくて悲しくて涙が止まらなかったよ。


そうして何回も繰り返し、深夜0時になった。


「もう帝王切開でいい。それで赤ちゃんが出て来るならもうそれでいい。つらすぎて限界…。」
そうこぼした妻。
だけど、夜中の病院では帝王切開できる先生がいないので 本当に赤ちゃんが死にかけてるとか、そういう時じゃないと呼び出せないからできないらしい。


つまりは、産めるにしろ帝王切開にしろ朝まで頑張って耐えるしかないのだ。

もう陣痛がきてからすでに55時間が過ぎた。

あれこれ理屈を並べて励ますも、痛みのわからない自分の言葉が、今の妻を元気づけるとは思えない。自然と言葉を失い、ただ手を握るしかなかった。


7/7 午前1時。
さすがにもう今日は無理ね。今日は休んで体力回復したほういいわね。
とベッドで横になるよう言われ
おばちゃん助産婦はそそくさ帰って行った。


こんな痛みの中寝れるわけもなく。だけど頑張って体力を回復しようと、陣痛と陣痛の間わずか5分で仮眠を繰り返す妻。
僕がする陣痛時の腰の指圧もここまで来れば慣れたもの。皮肉なものだ。


午前2時
新しく夜勤の助産婦さんが来た。
陣痛は相変わらず激しくきてる。
もう一度分娩台に乗り診察をしてみることに。

ところがこの助産婦さん、とても前向きなことばかり言う。

つらいとばかり思っていた陣痛を「いい陣痛が来てるね!!」

と言った。妻の呼吸法もたくさん褒めてくれて

「赤ちゃんはすごく出たがってるみたいだよ。頑張って産もうか!」

カーテン越しに

「はい!!」という今までにない元気な
妻の返事まで聞こえた。

そう。陣痛とは赤ちゃんが出ようとするがゆえの痛みだ。

そこから助産婦さんの上手な掛け声と妻の力強いイキみ声が聞こえる。
さっきまでの悲しい唸り声は全くない。

助産婦「そうそう!あなた呼吸法上手だね!十分いけるよ!」

そんな声に押されてついに子宮口が全開になったらしい。


そこからは分娩室に入って来いと言われ、僕と妻母が立ち会った。

いよいよお産の準備が始まるらしく、先生やらを呼び出した。
先生もかけつけ、本格的に分娩が始まった。
先生は「まだまだだな…これいけるかな…。」と若干ネガティブだが
助産婦さんは「行けます!大丈夫ですよ」
と言っている。
今の妻は、もうさっきまでの弱気な顔が想像もつかないほど、凛としてる。


出産ってすごく不思議なもので
強くて痛い陣痛がきたときだけ 母親が息を止めてイキむ。
その間だけ、赤ちゃんが降りてくるが、母親が息をしない間は赤ちゃんも脈拍がぐんと下がる。

なんか命の駆け引きみたい。

そんな出産が1時間半くらい繰り返されるがやっぱり頭が出てこない。

でも母は弱音一つはかない。なぜか自分もこの時、絶対産まれるって思ってた。


母親がイキむときは、力をすべてお尻に向けなければいけない。普通苦しいと、顔が強張ったり歪んだりしてしまうが、そんな表情さえ作れない。苦しくても苦しい顔をすると、力が逃げてしまうのだ。


僕は酸素を当てたり、手を握ったりしかできなかったけど、あの時の君の表情は一生忘れない。目を見開き、苦しみすら見せなかったあの表情を。

そうこうしてるうちに頭がでてきた。

先生が麻酔を打った!麻酔を打った三秒後くらいにアソコをハサミで切った。ジョキんあああ麻酔が全然効いてません!

思わず妻も叫んだが次の瞬間ズルっと 身体がでてきた。衝撃的な生まれ方に、まじで最初はエイリアンかと思った。

でも産声をちゃんとあげて、心配してた手や足やちんたまもちゃんと付いてて元気でした。


よかった、本当によかった。
赤ちゃんももうちょっとで危ない状況になってたみたい。

ベビオはママの小さな産道を通るために頭蓋骨をずらして出てきたから、あたまが完全にエイリアン(時間たつと戻る)

「お(´;ω;`)お(´;ω;`)おぎゃあああああ!」
と言ったかと思うと一瞬で泣き止み横笛吹いてるみたいなポーズとかしててなんか変なヤツだけどたまらなくかわいい。


心配や応援してくれた友達や家族に感謝です。


長文読んでくださりありがとうございました

 

2子、長女爆誕 2014.04.17

今年に入ってからの自分は実に悲惨だったな
台湾で財布を盗まれ、翌日には地元のコンビニで深夜4時にネズミ小僧みたいな全身灰色のジャージのおっさんに「あれ?たつやじやね?たつやぁあああ!!!」と言われ
「違います」と言ったら
「たつやぁあああー!!」とゴリ押しされてたつやになってしまったり、
インフルエンザになって完全にオワコン化したボディで病院に向かっていたら焼きたてメロンパンのミニバンに煽られて怖くなって脇道に逃げたら雪道に腹をすって車が変態オカシイくなってしまいカーブする度に「イルミナティぃいいいい」とかタイヤから聞こえ始めたりと、とにかく不運ばかりだ。

せめて、2人目の子が産まれる時は何事もなく産まれてほしい、、、!!!

2人目の予定日は4月23日。


4月10日。すでに長男を連れて里帰りしていた妻から陣痛が始まって、今病院の陣痛室にいるとの連絡がある。いきなりすぎる。やっぱ2人目は余裕で一瞬で産まれるんだなと思った

自分は早朝から仕事だったのだけど、仕事を切り上げさせてもらい病院へ向かう。ところが陣痛室へ入って痛みに耐え五時間。
なんと痛みが弱くなった=産気が遠退いたらしい

とりあえず病室へ向かう自分。痛いのは嫌だけど、痛いのが来なくなったのはもっと嫌なこの感覚、、、長男の時を思い出し既にテンションが下がる笑




また出産は先延ばしになっちゃうな、、妻よ気の毒だな、、と思ったその時痛いぃいいいい!!!!!位ダァああああいいっ!!!!!
なんとなぜか痛み出したのは私の歯であった、、。

僕「いたぃいいいたぃいい歯が!歯がぁあああ!!」

妻「」

誠に残念ながら夫は歯医者に行く為に強制帰還

歯医者の先生「はい、虫歯もあるし、銀歯取れたとこ10年も放置してましたね!はい削るよキュルキュルぃいいいい!!!!!」

夫「痛いぃいいいい!!!!!」

歯医者「痛くないでしょ!銀歯の型取る為に粘土みたいなの当ててるだけやん!!」
僕「サイボーグにされるくらいならいっそ殺してください」



夫弱すぎわろた

.......

その後、妻氏数日何度か前駆陣痛のような物もあるが、痛い!→落ち着くを繰り返す。

4月16日。なんかもうお腹の赤ちゃんは3900gくらいあるらしく、異常にデカベビーなのですぐにでも産まないとヤバイとか言われる。
んで誘発。この誘発というのも例の超絶ハードな器具をお股に入れ子宮口をこじ開けるという拷問であった。

しかし効果は絶大で、夕方五時半くらいから本格的に陣痛が始まったらしい。

この日僕は夜勤で、夕方から会社にいたのだけど、夜9時くらいにはもう子宮口が8cmまで開いたと連絡があった。
(10cmまで開いたら分娩室で息み、出産!)
なんとか職場で代わってもらい、

九時半。
陣痛室にかけつけると立ったまま唸る妻の姿が、、、1人目のあの憂鬱感を思い出しブルーになる。

でもやっぱ落ち着いていて、痛みの逃し方もわかってきたらしい。
やっぱ1人目より楽だしなんとか行けるかも(←フラグ)

夜10時。
妻お母さんも到着。
未だ順調2分起きくらいに、1分くらいの陣痛がきてる。
陣痛は確かにめちゃめちゃ痛い感じらしく、喋れない程だが、治まってる間は全然痛みは無いらしく


会話中、痛い!→夫真顔


治まる→会話の続き
「んでさあ春物の服を買いに行くとすればねえ」「うんうん仙台い」

痛い!→夫真顔

photo:02




治まる→会話の続き「んで僕の歯が親知らずも歯茎の奥にめり込んでたらし」

痛い!!!!→夫 

photo:01




全く赤ちゃんがおりて来ないらしく、先生曰く陣痛もまだまだ弱いらしい、、
こんなに苦しんでるのにまだ弱いんだっけ?とか思う

夜11時 普通では妻も寝てる時間だし、体力も落ちて来る。
陣痛と陣痛の間も自然と会話がなくなり、なんど診察をしても子宮口が8cmから開いてないらしい。

赤ちゃんがまだまだ出て来る状態ではないと聞き、
実際は6時間経ったわけだけど、なんかずっと無意味な痛みを繰り返してるだけな気がしてきて終わりは来ないと錯覚してしまう。

日付代わり4/17 0時 体力も相当消耗した嫁。2分間隔で来る陣痛。その間にウトウトとし、痛い!で起きるの繰り返し。
長男の時と同じで、陣痛が来たとき、息を吐くのに合わせて後ろから骨盤を上からぐっとお尻の方に押す。気持ち程度だけど少しは痛みが逃げるらしいのと、赤ちゃんが下に行くので少しはいいっぽい。

1時
徐々に痛みが強くなるのと精神的なものも負荷して、もう陣痛の度に叫ぶ妻 痛みはエクスタシーに達し
次第にイキみたいと言い出したので
ここで夫である私が超絶テクニカルビートダウンナースコールをお披露目。
高橋名人ばりにボタン連打。ナース!ナース!ナース!なぁあああすwwwwwwするとすぐさまナースが到着。私の連打が相当早かったからすぐに来てくれたのだろう(達成感)

1時半
分娩室に移り、診察。僕と妻母はカーテン越しに外で待機。
妻「こんなに痛いけどどうせまだまだ産まれませんよね出てこないですよね赤ちゃんT_T」
看護師「そんなことないですよ!もう子宮口全開です!先生読んで分娩の準備するから待ってて!」

バタバタと部屋を出て行く看護師さん

なにやらいよいよらしい

その間もカーテン越しに声にならない唸りで苦しむ妻の声が、、

しばらくすると先生も駆け付け、旦那さんも入ってきてと、分娩室に呼ばれる。

器具を挿入され強制的に破水をする あれは痛いだろ、、、


先生「もうすぐですね。もう産まれますよ!」
看護師「あ、あれ、、、あれれ!!やばいなまずいなこれまずいなまず
先生「えどしたの?」

看護師「ありゃまずいなカブってきたなー先生カブってきましたカブってきました!!」先生「えー!カブってきたの?やばいかもなぁやばいかもなぁとりあえずもっかい外で待機してるから、、、やっかいだなぁ、、、カブったかあ」

先 
生 
謎 
の 
退 




カブるってなんやねん よくわからない未知の展開に怯えながらも、知的でDjentな陣痛が迫りくる!
妻「いたーい!!もうだめ!!いたい!いたい!しぬーー!!」

地味に自分の親知らずも痛む

僕「(痛い、、、痛い、、、)」

陣痛がきたら息んでいいと看護師さん。
するといきなり

看護師「あらま!カブってたけどカブらなくなってきたし下がってきてるし赤ちゃんの脈も下がってて危ない!やばい!!先生!先生ーー!!」

なにこの展開こわすぎ
先生が駆けつける。奥さまほぼ白目。

先生「赤ちゃんがちょっと苦しいみたいなので、吸引して出してしまいますね!!!」
聞くところによれば赤ちゃんがちょっと苦しいみたいなので、吸引して出してしまうらしい。

息を飲む自分。妻には手を握る事もできず(本人がやばすぎてそんな余裕がないから)頑張れ、、、!しか言えない無力

するといきなり赤ちゃんの頭が出てきたらしく、お股を恐る恐るのぞくと、

赤ちゃんの頭が見えてる!!つらそう!赤ちゃんもめっちゃつらそう!

先生「あぁもう出しちゃえ!もう出しちゃえ出しちゃえ!もう吸引しないよ!出しちゃえ!頑張れお母さーーん!!」
聞くところによれば、もう出しちゃう、出しちゃうし吸引もしないのでお母さんが頑張るらしい


妻「痛い痛いいたいいたいぃー!助けて、、ほんともう助けて助けて、、、助けてクレメンス、、、」

僕「(あ、あの先生なんか妻が助けて欲しいそうで、、、なんか1人目のときよりも死にそうなんですけ
先生「出ろ!!!出ろぉ~ぉでろおおお!!!!!」

photo:04




あまりの痛みに仰け反り顔を歪め、声を漏らす妻。だが声を漏らさず、身体を丸め足を広げないと赤ちゃんが出て来れない。1人目のときもそうだったが無理矢理妻の足を突掴み足を広げる自分。かわいそうだけど仕方がない、、


そして1時53分
マザーの絶叫がピークになりズルっと赤ちゃんが出る。しかし赤ちゃんが泣かない、、、
ホースを口に突っ込み、羊水を吸い取った直後

「おきゃーーーん!!!」その瞬間歓声に溢れる分娩室。痛みと安堵の狭間でヘンテコな笑顔の嫁。親知らずの痛みを忘れ喜ぶ夫、、、、
1人目に比べたらやはり安産なのだろうなこれで。

元気な女の子でした。3900gとか言われてたのに3100しかなかった笑

これからどんどん顔も変わっていき、お兄ちゃんと一緒に大きくなっていくんだろうな

ママはほんとに頑張った。色んな心配やマイナートラブルもあったけど、ここまで頑張ってくれたママに感謝しかないです。ありがとう

病院の先生もとても良い人たちに恵まれたし、あと自分もナースコールの連打も結構よかったのかなとは思う(真顔)
これからはよろしくね